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「地球規模でこれからの暮らしを考える」岩崎駿介・岩崎美佐子・稲本正・落合俊也【現地参加+LIVE配信】 #61

第61回住宅建築トークイベント 2023年11月18日(土)14:00~ 現地参加+LIVE配信(配信視聴無料)

2023年12月号でシリーズ「人と森と建築と」もご登場いただいた岩崎駿介さん、岩崎美佐子さんに加えて、落合俊也さんとは弊誌オンライントークシリーズ「学び会う森と人」で森の重要性を発信されている稲本正さんを加えた4人での座談になります。

若い人の新しい試みや新しい潮流が注目されるのは悪いことではない。一方で、建築は残るものだから過去からの道のりから俯瞰して先を見ることも大切と思う。変化の激しい見通しの立てにくい現在の状況では、情報の無責任な垂れ流しにより欺瞞と疑念が渦巻く社会になってしまっている。建築はその中ではずっと残って後味をさらす代物である。過去のものの変貌や真の価値は必ず世間に知らされる。そこで残っていくものが真の栄光なのだろう。栄光をつくってきた人たちが今、何を思い何を望み何をやろうとしているのか。一度じっくり聞いてみたいものだ。 今回の対談は年齢が一回りずつ違い、しかも少しずつ分野がずれている。地球的視野で人の集まる都市を見てきた岩崎さんと地球的視野で森を見てきた稲本さんが日本に腰を落ち着けて今思うこと、これからのさらなるビジョンを大いに語っていただこう。(落合俊也)

会場は「人と森と建築と」第2回(弊誌2015年10月号掲載)でご紹介した鎌田鳥山です。多摩丘陵の深い森の中に建つ炉端野鳥料理の元祖のお店です。森林浴をしながら、森と地球の未来についてお話をお聞きします。座談の前には京王線長沼駅から長沼公園を散策してみるのもいいのでは。コースはいろいろありますが、30分くらいの道のりです。疲れた体を囲炉裏端で癒やしながら、地球の保全と人間にとって森が如何に重要かを考え、私たちに何ができるのかを考える一助になればと思っております。岩崎さん御夫婦が20年の歳月をかけてセルフビルドでつくりあげた「落日荘」での暮らしぶりや今を生きる人へのメッセージとともに、世界での体験を聞く貴重な時間になります。今回はオンラインに加えて、会場に30人の参加者を募集いたします。座談の後に岩崎さん、稲本さん、落合さんを囲みながら炉端料理をいただくこともできますので、下部↓開催概要をご確認のうえぜひご参加ください。お待ちしております。

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【登壇者プロフィール】

岩崎駿介(いわさき・しゅんすけ)
1937年 東京都に生まれる。1963年 東京藝術大学建築科卒業。1966年~1968年 ガーナ国立科学技術大学専任講師。1968年~1970年 ハーバード大学大学院都市デザイン修士課程。1970年~1979年 横浜市都市デザイン室長。1979年~1982年 国連アジア太平洋社会経済委員会(ESCAP)スラム課長。1981年~1993年 国際協力NGO・日本国際ボランティアセンター(JVC)代表。1982年~1993年 筑波大学社会工学系助教授。1993年~1998年 環境政策提言NGO・市民フォーラム2001事務局長。1998年~2000年 衆参両議員選挙に挑戦するが落選。2001年~ 茨城県八郷にて自給自足基地を建設。

岩崎美佐子(いわさき・みさこ)
1944年 神奈川県に生まれる。1966年 東京藝術大学工芸科卒業。1980年~1982年 タイにて日本国際ボランティアセンター(JVC)参加。1985年~1988年 筑波大学地域研究科東南アジアコース修士課程。1986年~1998年 JVCにてタイ、パレスチナのプロジェクトなどを担当。1998年~2001年 JVCカンボジア事務所代表。2001年~ 茨城県八郷にて自給自足基地を建設。


稲本正(いなもと・ただし)
1945年 富山県に生まれる。1974年 飛騨高山でオークヴィレッジの活動を開始。お椀から建築まで幅広い工芸を展開する一方、植林活動を行い地球環境における森林生態系の重要性を発言し続ける。現在、オークヴィレッジ会長、正プラス代表。著書に『森の旅 森の人』『森の形 森の仕事』(毎日出版文化賞)、『森の惑星』他。


落合俊也(おちあい・としや)
1959年 東京都に生まれる。早稲田大学大学院修了後、杉坂建築事務所入所、杉坂智男に師事する。2014年 独立後、森林・環境建築研究所設立。現在、INFOM 国際森林医学会理事。2015年 サスティナブル住宅賞国土交通大臣賞(KIP)ほか受賞多数。著書に『都市型環境共生住宅のすすめ』(環境共生住宅新聞社)ほか。

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【開催概要】
■日時
2023年11月18日(土) 14:00~16:00 
 ※現地受付開始は13:30~
 ※現地参加者は座談終了後、希望者は登壇者と会食

■会場
<現地参加+ライブ配信>
鎌田鳥山+鳥山カフェ
100年の歴史を持つ鳥山料理発祥の店を中心に、森の美術館や音楽堂を併設し、里山の森林環境利用の可能性を追求している。森林環境の医学的利用(森林医学)をテーマにアートと健康の結びつきを探るユニークな場所としても知られている。
『住宅建築』2015年10月号 掲載
『すべては森から』(建築資料研究社、落合俊也著、2020年) 掲載

■アクセス
東京都八王子市長沼町587
詳細はこちらをご確認ください

■会費
①現地座談参加券:1,000円(税込)
 ※先着30名、現地までの交通費は各自ご負担ください
②会食(炉端料理)参加券:3,900円(税込) ※現地座談参加券とあわせてお求めください
 <座談終了後の会食・炉端料理について>
  →16:30~18:30の2時間程度を予定しております
  →コース料理3,900円(税込)、飲み物は別途現地精算となります
  →キャンセルのご連絡は11/15(水)15:00までにお願いします。それ以降のキャンセルはお受けできませんのでご了承ください
  ※キャンセルについてはこちらをご確認ください。

③ライブ配信視聴券:無料
④ライブ配信視聴券+12月号特別価格購入券:2,700円(税送込)
⑤ライブ配信視聴券+沼セット購入券:10,000円(税送込)
※沼セットとは・・・
 編集部厳選のバックナンバー10冊セットです!
※雑誌購入券については下記注意事項をご確認ください。

住宅建築2023年12月号表紙

試し読みはこちら

■定員
現地参加:先着30名
ライブ配信:300名

■主催
建築資料研究社/建築思潮研究所『住宅建築』編集部
お問い合わせ:info@jyuken.site 

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【雑誌特別価格購入券について】
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